2024.05.14

ITEM2024に出展 画像診断技術で社会課題解決に貢献

ITEM2024に出展 画像診断技術で社会課題解決に貢献

島津製作所は島津メディカルシステムズと合同で、4月12日~14日にパシフィコ横浜で開催された、2024国際医用画像総合展(以下、ITEM2024)に出展しました。

今回の当社ブースのテーマや、会期中の様子をご紹介いたします。

 

国際医用画像総合展(ITEM)とは

国際医用画像総合展(ITEM:アイテム)は、一般社団法人日本ラジオロジー協会(JRC)が主催する日本最大規模の医用画像機器展示会です。毎年、日本医学放射線学会総会・日本放射線技術学会総会学術大会・日本医学物理学会学術大会の3学会と同時に開催されます。

主催者発表によれば、ITEM2024には146社が出展し、会期3日間で18,000人を超える医師や診療放射線技師などが来場しました。

島津ブース:「検査業務の負担軽減」と「シニアヘルスケア」

当社は「Evolution, Innovation, Transformation -solving challenges together」をテーマに、少子高齢化や人口減少で医療従事者の業務負担が増しているという社会課題に対し、画像診断技術の進化(Evolution)と 新たな価値創造(Innovation)で、当社がどのように変革(Transformation)をもたらし貢献しようとしているかを示しました。

 

島津ブース:「検査業務の負担軽減」と「シニアヘルスケア」

500m2のブースを「検査業務の効率化」、「シニアヘルスケア」(認知症、骨の健康)のほか、「整形外科」「内視鏡・消化器内科」「血管撮影」「手術室」「救急・集中治療室」等の臨床領域でコーナー分けをし、それぞれに対応する当社の製品や技術、取り組みを紹介しました。

「検査業務の効率化」のコーナーでは、頭部や胸部、腹部、四肢など、様々な部位を検査できる画像診断装置「X線一般撮影システム」のデモンストレーションを実施しました。操作盤(コンソール)などのユーザビリティ向上と被検者の動きを検知する光学カメラの搭載で、診療放射線技師と被検者の負担を軽減します。

当社は認知症や骨の健康(骨粗しょう症等)への取り組みも進めています。「シニアヘルスケア」では、関連製品や技術について実機展示や動画で紹介しました。

今後も当社は、「人の命と健康」(ヘルスケア領域)、「地球の健康」(グリーン領域)、「産業の発展、安心・安全な社会」(マテリアル、インダストリー領域)への貢献を通じて、プラネタリーヘルス(人と地球の健康)を追求していきます。

担当者のコメント

今年も大変多くのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。新製品展示では、ライブデモンストレーションを開催し、多くの皆様に関心を高めていただくことができたと実感しています。また、当社の取り組みをコンセプトタワーで表現し、来場者に認知いただきました。当社は医療従事者の皆様と患者さんに寄り添い、社会に貢献できるよう挑戦を続けてまいります。

 

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